ヘナの成分 ヘナは何で出来ている? 2015年4月3日 ヘナの成分は大きく2つに分かれます ローソンとタンニンです ローソンは2-ヒドロキシ-1,4ナフトキノンという成分です 2-ヒドロキシ-1,4ナフトキノンの構造 ローソンはオレンジ色の色素を持ちますので 白髪をオレンジに染めることができます 続いて タンニンの性質は毛髪の空洞化した部分(ボイド)に入り込み その空洞内で結合を繰り返す大きな塊となり 毛髪内に留まることで毛髪を強化することになります ヘナを髪に使うことで染色と毛髪強化が出来ますので 白髪を染めながら髪にボリュームが欲しい人には最適です ローソンは紫外線から髪を守る作用も有し 毛髪表面のコーティング作用も働き ダメージ予防的な効果も発揮します また、髪が多くて広がりやすい人にも有効で ボイドを埋めることで髪の広がりを抑える効果もあります そして、ヘナの薬理効果としては 抗真菌作用を持っているので様々な悪玉の細菌から 皮膚表面を守るなどの効果も期待できます 更には、抗炎症作用と鎮静作用をも持ち合わせています ラットの細胞を使った実験では抗腫瘍作用も確認されています 伝統療法としてもヘナは用いられてきました 整肌作用、鎮静作用、黄疸、胆石など その用途は多岐に渡って利用されていたようです