インディゴってどんな植物? 2015年4月4日 ヘアーに利用されるインディゴの種類は 主にナンバンアイを利用します ナンバンアイはインド藍とも呼ばれています 約3か月ほどで人の腰丈ほどまで成長しますので 温暖な南インドでは年間4回の収穫が可能です ナンバンアイは本来繊維業において インディゴケークという染料の塊を製造することが 本来の利用目的でしたが オレンジ色にしか染まらないヘナの色調を 補色であるインディゴのブリーで打ち消すことで ブラウンに表現する為に利用されだしました この歴史は非常に短くまだ20年にも満たない歴史です インディゴは大航海時代に世界中に需要を伸ばしたものの その後合成染料にとって代わりその役目を終えていきました しかし現代においてヘアダイとしての需要が見込まれ 世界中において流通量が拡大しつつあります ナンバンアイはコマツナギ属の植物で 古来、鎮痛剤、抗炎症剤、歯痛剤などとして利用されてきました また、インドにおいては育毛用のオイルにその成分を抽出し 利用することもあります インディゴの生産については別ページにおいて再度解説します