
ヘアーに利用されるインディゴの種類は
主にナンバンアイを利用します
ナンバンアイはインド藍とも呼ばれています
約3か月ほどで人の腰丈ほどまで成長しますので
温暖な南インドでは年間4回の収穫が可能です
ナンバンアイは本来繊維業において
インディゴケークという染料の塊を製造することが
本来の利用目的でしたが
オレンジ色にしか染まらないヘナの色調を
補色であるインディゴのブリーで打ち消すことで
ブラウンに表現する為に利用されだしました
この歴史は非常に短くまだ20年にも満たない歴史です
インディゴは大航海時代に世界中に需要を伸ばしたものの
その後合成染料にとって代わりその役目を終えていきました
しかし現代においてヘアダイとしての需要が見込まれ
世界中において流通量が拡大しつつあります
ナンバンアイはコマツナギ属の植物で
古来、鎮痛剤、抗炎症剤、歯痛剤などとして利用されてきました
また、インドにおいては育毛用のオイルにその成分を抽出し
利用することもあります
インディゴの生産については別ページにおいて再度解説します