ヘナの葉を成分分析してみたらこんな感じ
2-ヒドロキシ-1,4ナフタトキノン、没食子酸、グルコース、マンニトール、脂肪、樹脂2% など。
なんのことだか?w
各成分を色々と調べていくと様々な薬理活性効果が記述されています♪
そこらはgoogleさんに聞いてください!
次に各論文から検索してみると?
様々な薬理活性も報告されています!
抗ウィルス、抗糖尿病、抗酸化活性、免疫調整 など
しかし!
これらの薬理活性はエタノール抽出から得られる効果。
では経皮吸収された場合は?
アーユルヴェーダの近代的論文の中には、水溶性成分による肝臓保護の働きがあるなどの記述が見受けられます。しかし、これらは単に頭皮から経皮吸収された成分がそのように働いたという記述はみられません。
一方で、外傷などの治癒に関する記述は多く見ることが出来ます。また、Graciasでの経験上、頭皮の状態が改善されいく様子を何度も目にしています。
女性ホルモンに関する記述は?
直接的に記述する論文は見当たらないものの、エストロゲン抑制を記述する論文は多数見つかります。女性ホルモンの活性化というよりも、男性ホルモンの抑制ということが正しい解釈なのではないかと考えます。
色々調べた結果
まだハッキリと解明されていない要素があることを前提に、様々な媒体に踊る薬理的表現は過剰な部分が多いということになります。また、あらゆる角度の検証の一つとして、Graciasヘナ専門店において得られた結果もまた、本格的なデータ分析が必要であると考えました。
ハッキリ言うと
ヘナの経皮吸収による薬理効果は、今のところハッキリとした解釈が得られていません。なので、今の所伝えることが出来る内容は!
・毛髪の染色
・頭皮環境の改善
この二点のみが明確に表現出来る内容です。
アーユルヴェーダに置ける位置付けとして、鎮静作用や冷却効果に関しては、血圧の推移などを元に検証することは可能かと思います。
また実際に、Graciasヘナ専門店において多くのお客様がリラックスした状態を得られているという回答が得られています。
表現には気を付けてください!
日本には薬事法などの法律があります。美容院で治療をイメージさせる表現はご法度です。また、その他医療機関以外においても、表現には十分注意が必要です。
先日も水素水の誇大表記により、行政指導が入ったということがありました。
水素水も一定の人には効果が見られたのでしょう、しかし大多数の結果が得られないものは蓋をされてしまいます。
ヘナも同じようなことが起こらない為にも、モラルある表現をしていくことが、売上以上に大切なことだと思います。