無色のヘナ・アワル・ニュートラルなど様々な呼び名のある植物、
カッシアオボバータという植物で、ヘナとは全く異なる植物です。
インディーハーブスの商品ではニュートラルという製品名があります。
このハーブにはどのような効果があるのでしょうか?
トリートメント作用がある
この植物には沢山のポリフェノール類が含まれています。
これらの成分が毛髪のダメージホールを埋めることにより、
毛髪密度に強度を与えてくれます。
しかし、ダメージの状況や髪質によって結果が異なります。
一言では言い表せないのですが、収斂が起こりやすい髪の場合、
キシミや質感を損なうことがあります。
そんな場合には、毛髪表面の滑りを良くするトリートメント剤を使用することで、
通常のトリートメント作用を上回る結果が出ます。
ニュートラルは毛髪内部を補強しますので、毛髪表面はトリートメントで補うと
効率の良いヘアケアが可能です。
また、毛髪表面にダメージの少ない髪の場合は、ニュートラルのみでも
かなりのトリートメント効果を発揮します。
ヘアカラーの定着を高める
ヘアカラー色素とポリフェノール類は相性が良く、色素の定着を高めます。
ハイトーンで微妙な発色を維持したい場合に有効な処理方法です。
また、既染部の色落ちを最小限にする効果もありますので、
一般的なヘアカラーの補助剤として有効に活用することが出来ます。
ヘナ染めの薄め液として使用
天然ヘナとインディゴのハーブ染めを繰り返していると、毛先部分にインディゴの色素が過剰になり黒化していくケースがあります。
そんな場合には、毛先部分にニュートラルを添加し色素を意図的に弱めます。
インディーハーブスではターメリックという素材もありますが、使い分けとして以下のような基準で利用します。
①毛先が透けるぐらい(白髪が浮く)褪色している場合
この場合は透過率を下げる為にターメリックで色の力を抑制し深みを出します。
②毛先が透けていない程度(白髪が浮いていない)の褪色
この場合は透過率を下げる必要が無いので、ニュートラルを使用し色の力を抑制します。
フェイスパック・ボディーケアにも効果があります
お肌の弱い方には部分使用から初めて頂きたいのですが、
ニュートラルには美白効果や引き締め効果があります。
フェイスパックにはキャリアオイルを添加することで保湿効果を向上させます。
余分な角質を落とす効果もありますので、手触りもモチモチに向上します。
また、ニュートラルとミックスハーブをブレンドしキャリアオイルとエッセンシャルオイルをブレンドし、ボディースクラブとしても活用する事が出来ます。
吸い付くようなお肌になるので、とても気持ち良いという評判です。
ニュートラルには様々な可能性があります
様々な薬用植物がありますが、ニュートラルはセンナという植物の一種です。
これは下剤として内服されることもあります。
美容効果も有するので、様々な可能性を秘めた植物と言えます。
世界には様々なハーブが存在します。
その一つ一つに人間との有益な関係性があります。
アワル・カッシア・染まらないヘナ・センナなど
様々な呼び名を持つニュートラルは、そういった植物の中でも有益な成分を豊富に含んでいる為、インディーハーブスのラインナップとなっています。
このハーブ一つを掘り下げるだけでも、多岐に渡るエビデンスを要します。
時に様々なハーブをミックスし多様な結果を求めるハーブ使いの世界では、単独でこれだけの効果を有する植物は別格と言えます。
多様な存在であるニュートラルを掘り下げることで、植物のヘアケアへの可能性が大きく広がることと思います。
是非チャレンジしてみてください!
ニュートラルのお取扱いをご検討の美容室様はこちら
インターネットでのご注文はこちら