Indeyherbsに届くサンプル請求のご依頼
その中で導入に至るケースもあれば、至らないケースもあります。
様々なテストをして頂いたにも関わらず天然ヘナの導入を諦めてしまう方もおられます。
「良いものなので、どうにか導入しようと頑張ったんですが、結果がいま一つで・・・」
こういった回答を頂くことがあります。
もう一歩なんですけどね。
天然ヘナのスペック
そもそもなのですが、ヘナのスペックを理解しない限り
結果を実感することは難しいのではと思います。
まずヘナと一般的なヘアカラーの違いを紹介します。
・ヘアカラー剤の成分
１剤 アルカリ剤（毛髪膨潤）+酸化染料（ジアミンなど）
２剤 過酸化水素水（酸素発生）
①アルカリ剤は毛髪のキューティクルを柔らかくします。
②残りのアルカリ剤と反応した過酸化水素水が活性酸素を発生させます
③その活性酸素は毛髪のメラニン色素を破壊しブリーチ作用を発揮します
③さらに活性酸素と酸化染料が反応し染色が完成します
・天然ヘナの成分
ヘナ ローソニア
インディゴ インディカン
水
①毛髪を水分で満たすことで毛髪が水膨潤します
②ローソニアやインディカンが毛髪に付着し染色が完成します
このように根本的に発色原理が違います
簡単に説明すると、ブリーチ作用を持つヘアカラー剤とブリーチ作用を持たないヘアマニキュアの関係に似ています。
ヘアマニキュアはブリーチ作用が無いので、白髪の部分にしか発色を確認することが出来ません。
又は、一度ブリーチした髪には、高い発色効果が得られます。
基本的な発色の仕方は、ヘアカラー剤とヘアマニキュアの違いと理解すると簡単です。
考え方を変える
天然ヘナを扱う上で、根本的に大切なことは、ヘアカラー剤とヘアマニキュアの違いのように、考え方を全く変えてしまうことから始まります。
そもそもブリーチ力の無いマニキュアで髪を明るく見せる方法は、
地毛の明るい方か白髪量の多い方に限られます。
次に色相が限定的であるということです
ヘアマニキュアには多種多様なカラーバリエーションがあります。
しかし、天然ヘナやインディゴは、それぞれ植物固有の色素を持っているだけです。
使える絵の具が少ない訳です。
その場合は使える絵の具を混ぜて、出来る範囲で希望に近い色相を表現します。
そして、染まり方にも特徴があります。
天然ヘナのローソンは、ヘアマニキュアのオレンジと似た特徴があるので、
その発色を理解するのは簡単です。
一方、インディゴは酸化条件によって、ブレが出る素材です。
発色の強い弱いがイレギュラーに起こります。
このブレを最小限にすることが、成功の秘訣と言えます。
今までのヘアカラーのセオリーを捨てる
このように天然ヘナやハーブ色料は、ヘアカラーと同じ結果を求めることが出来ません。
要するにヘアカラーの概念を一度捨てる必要があります。
そもそも素材が違う以上、ゴール地点が同じにはなり得ないのです。
ゴール地点が違うということは、お客様にもゴール設定をお伝えする必要があります。
天然ヘナやハーブ色料の特性ににマッチングしたお客様。
その方々に喜ばれるヘアデザインの提案が大切なのだと思います。
そして、天然ヘナやハーブ色料のメリットを十分に活用することが求められます。
例えばアルカリ剤を使わないことによる毛髪や頭皮へのダメージレス。
ヘアカラー剤より長い放置時間を活用したリラクゼーション。
動物の生命を奪わないアニマルライツやヴィーガン思考への対応。
などなど
沢山のメリットを活用することで、サロンの価値観は大きく変化します。
お客様の要望とは？グレイジングというデザイン
世の中には、アルカリ性のヘアカラー以外の需要が間違いなく存在します。
カラートリートメント・ヘアマニキュア・金属媒染剤など
これらの特徴は、完璧に白髪を染めないという特徴があります。
かっこよく言うと、「グレイジング」です。
美容師さんが駆け出しのころ、染め残しの一本の白髪の為に、こっぴどく指導されます。
顔周りの数ミリの染め残しで、お客様からクレームが来たなど。
そのトラウマが抜けないことで、「グレイジング」という世界観が受け入れらないことがあります。
一方で、トレンドは「グレイジング」へと向かっている現状。
一本の染め残しや数ミリの染め残しが気になる方は、ヘアカラー剤を選ばれます。
もしヘアカラー剤が適合しない場合は、仕上がりの微差を許容することでデメリットが解消されます。
この部分に魅力を感じているお客様に提供するのが天然ヘナやハーブ色料なのです。
もしも既存のお客様が、ヘアカラー同様の染まりを希望されていた場合、天然ヘナは不向きな素材です。
しかし、天然ヘナを求めているお客様が潜在的に多いのも事実です。
そして、間違いなく需要は拡大していることを市場が証明しています。
その需要を取り込むことが秘訣ではないかと思います。
濃く染めるには？
とは言え、出来る限り濃く染めるや、狙いの色を表現したいという方もおられます。
こういった要望に応えることは難しい課題です。
また、髪質によっても可能な範囲が違います。
そういった前提で以下のような要素で濃く染まりやすい環境が出来ます。
・温度 ・水分量 ・使用回数 ・酸化条件 ・仕上げのドライ ・キューティクルの状況
詳細に関しては、単純にお伝えすることが難しいので割愛しますが、
条件が揃えば濃く染める・狙いの色を表現するということが一定範囲で可能になります。
しかし、条件が揃わない場合には不可能なこともあります。
これらは、実際に他の施術でも同様の考えは必要です。
例えばハイダメージ毛の縮毛矯正やハードパーマ
黒染めの脱染や過度なハイブリーチなど。
これらと同じように、可能・不可能はどんな施術にも伴います。
天然ヘナが特に条件を選ぶという考え方ではなく、単純にどんな施術でも向き不向きな条件があるということです。
このあたりは、マインドチェンジというよりも、知識を得ることが必要と言えます。
マインドチェンジし再チャレンジ
私達は今まで植物染めを、難しくお伝えていたのかもしれません。
天然ヘナやインディゴの植物染めは、結果を受け入れるという要素が大切です。
植物を操ろうという考えは、自然界からすれば人間の勝手な行為です。
自然界の原理から言えば、人間の知恵など浅はかなものとも言えます。
天然ヘナは天然ヘナ以上の作用は起こせません。
その他の植物も同様です。
こういった根本原理を踏まえ、植物達と向き合って頂きたいと願っています。
美容師さんの豊かさや、お客様の満足に確実に繋がっていくことと思います。
実際に私達が運営するGraciasヘナ専門店には、連日天然ヘナを求める方々が訪れます。
また、全国の美容師さんからもお問い合わせを頂いたり、リピーターのお客様から商品購入のお問い合わせを頂きます。
おかげさまで毎年２０〜３０％の成長を続けています。
時代は刻々と変化し、業界の様子は10年前とは比べ物になりません。
このタイミングで再チャレンジする価値は十分にあるのではないでしょうか。
毎年２０〜３０％の成長が続くGraciasヘナ専門店の業績
実際のサロンワークの現場では
私達のセミナーに参加頂いた方へはお伝えしている内容なのですが、
Graciasヘナ専門店へお越しになるお客様の多くは、白髪染めが目的の方が大半を占めています。
当たり前のことなのですが、社会は大人化が劇的に進んでいます。
人口比率に対して、白髪染めの需要が拡大していきます。
言い換えると、サロンの収入源の多くは白髪染めによって成立します。
一方で低価格化が進む白髪染めの市場は、ホームカラーを含めると膨大な数字になります。
そこで登場したのが、白髪も明るく染めれるボーダーレスなヘアカラー剤です。
更にオーガニック対応のヘアカラー剤なども登場しています。
この需要に対する課題は薬剤でほとんど解決してしまいます。
それは更なる低価格化が進むことを意味しています。
この需要を競うことは有利な展開とは言えないでしょう。
こういった価格競争になった需要とは別次元にある天然ヘナ。
既に数字が示しているように、膨大な伸び率がある分野です。
Graciasヘナ専門店では、看板なし・紙媒体広告なしでも新規顧客の方が次々と来店されます。
現状パンクしている状態とも言えます。
パンクし溢れた需要の受け入れ先が少ないのが現状です。
Indeyherbsのお取引サロン様でも、既に何件ものサロンがパンク状態です。
この需要を是非取り込んで頂きたいと考えています。
難しく考えず、偏見を捨てて
Indeyherbsが主催するセミナーは、夏にかけて全国で開催されます。
・天然ヘナを扱う美容師さんって変わった人が多い
・健康オタク
・トレンドに疎い
・天然ヘナはおばあちゃんのもの
こういった偏見を捨てて、難しく考えず
今必要な美容師のスキルの一つと考えて頂きたいと思っています。
その為に、私達は出来るだけ分かり易くて天然ヘナの技術をお伝えしています。
是非、各地で開催されるセミナーにご参加頂き、ご理解を深めて頂ければと願っております。
お知らせ
・製品のご購入は以下のサイトより会員登録後にお取引頂けます
The Basic Wellness
株式会社インディーハーブス
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Graciasヘナ専門店内
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