インディーハーブスにヘナに関する質問が一番多く寄せられるシーズン
今年もやってきました”春”!
桜も満開で気候も良く、お出掛けしたくなるシーズンですが、
インディーハーブスはそうは行かないのです。
毎年 春になると必ず来る問い合わせがいくつかあります。
その代表的なお問合せをご紹介したいと思います。
ヘナの後に痒みが出た
毎月ヘナをしているのに、突然痒みが出てしまったと言うお問合せです。
春を過ぎて、暑いシーズンに入ると症状は全く無くなるという状況。
実は、春は皮膚疾患の多いシーズンでもあります。
急激に紫外線が強くなったり、冬場の乾燥が影響したり、体内のバランスが変化したりと、春は何かと皮膚に負荷がかかるシーズンなのです。
そこに花粉症で皮膚が更に弱ってしまう人もいます。
そういうケースに対応する為には、以下の方法を採用しています。
・まずはしっかりと現状把握する
(問診や視診を普段以上に注意深く)
・カウンセリング時に必ず対応方法を確認する
(普段と違う施術をする場合に説明が必要)
・ヘナ塗布はウェット状態から行う
(急激な浸透を防ぎ、穏やかな作用を促す)
・ヘナ塗布前にはオイルマッサージで保湿する
(フェイスラインや首筋などもオイル塗布し保湿する)
・不要な部分は皮膚に付けずに塗布する
(見えな部分や白髪量の少ない部分は塗布しない)
・洗髪は出来るだけ入念に行う
(残留がトラブルを起こすことがあります)
・皮膚に異常がある場合は施術控える選択肢も
このように、お肌の弱い方やシーズンによって調子が異なる方には、対応方法が無数にあります。
インディーハーブスの施術マニュアルは、安全であることを重視していますので、マニュアルに従った施術をして頂ければと思います。
インディゴの発色が急に悪くなった
全く同じロットの製品なのに、GW前後からインディゴの発色が悪くなるケースがあります。
その現象は、地域によって違ったりもします。
そのタイミングも微妙に違ったりもします。
数年前からこのテーマがあり、様々な検証をした結果
”水道水のコンディション”
がインディゴの発色に影響を与えていることが分かりました。
気温が温かくなるに従って、水道水の薬品濃度は高くなります。
そうすると、今まで使っていた水道水の性質が大きく変化します。
その際には以下のような対応が考えられます。
・浄水された水を使う
・一度煮沸した水を使う
・買ってきた水を使う
(硬度の高い水が良い)
春は、水質の変化が大きなシーズンでもあります。
もしかすると、お肌が弱ってしまう原因もそこにあるのかもしれませんね。
放置時間の温度管理に注意する
外気の温かくなってきましたので、暖房の使用頻度が減ってきます。
今まで25度設定の暖房を使用していたところ、外気が温かくなった為に設定温度を下げたり、使用を中止したりと温度変化が現れます。
夏場には、冷房を使用したりすることで、更に放置時間の温度が低くなっていきます。
実は、冬よりも温かいシーズンの方が、放置時間の温度が低いことがあります。
そういった場合には、以下のような対応方法があります。
・ホットタオルで保温する
・タオルなどで保温する
・アルミキャップで保温する
外気が暑くなるほどに、放置中の温度は低くなる傾向があります。
ヘナやインディゴは加温の必要はありませんが、温度が低すぎても発色に影響を与えてしまいます。
このあたりも注意しながら施術を行いたいと思います。
常に注意深くお客様・素材・ロケーションを見る
当たり前のことなのですが、今日という日は、今日しかありません。
全く同じシチュエーションは起こりえない訳です。
お客様の体調や髪の状態も毎回違います。
気温や湿度も毎日違います。
ヘナ・インディゴのコンディションも日を追うごとに変化します。
それが自然ということでもあります。
ある意味、人間がコントロール出来る範囲は限られています。
上手にヘナやインディゴと付き合っていく必要があります。
自然素材を活用する時に、そこが化学薬品とは違った面白さでもあると考えています。
私達は10年以上の経験から、こういった方法論や考えを築いてきました。
全国の美容師の方々にも、是非活用して頂ければ嬉しく思います。
また、今回触れることが出来なかったような問題や質問事項などがあれば、お問合せ最下記フォームからお気軽にご連絡ください。
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