インディーハーブス2022年まとめ

2020年から始まったパンデミックによる社会混乱。

あれから間も無く3年を迎えようとしています。

2022年3月に2年ぶりにインドへ渡航し、その後7月にはモロッコへと渡航

11月には再度インドに渡り、ようやく私達の活動も本格化してきました。

本来の自分を取り戻す

パンデミックによる2年間の国境封鎖によって、私達の海外での活動は大きく制限されることになりました。

その間には、日本国内で新たな製造所の構築などを行い、自社の地盤強化に力を入れてきました。

補助金の申請、設備構築、社内コンプライアンスなど

今まで手を付けてこなかったことに力を注いできました。

お陰様で自社の機能は大幅に向上したのですが、何か心に振り払えないものが溜まってきていました。

3月インドの地に2年ぶりに降り立った時、その何かの存在が明確なりました。

パンデミックの最中はオンラインで情報交換は出来ていたものの、それは知ったつもり、理解しているつもり、であったことに気付きました。

コロナによって亡くなった人の話をしている時、お互いに眼球がうっすらと艶を帯びいることに気付きます。

新しいプロジェクトに合意した時、その息遣いによって興奮が伝わってきます。

お互いの家族を思いやる時、顔の筋肉が緩んでいることに気付きます。

顔と顔を突き合わせて始めて伝わる感情・気持ちの交換。

学校で学ぶこととは違った、人間対人間の学びこそが自分にとっての原動力であり、本来の自分が求めていること。

パンデミックという世界的未曾有の社会混乱は、私たちに気付きや学びを多く与えてくれたとも思います。

新しい時代へと

世界的にパンデミックは終息を迎え日常を取り戻しています。

しかし、パンデミック後の社会混乱という後遺症は当分続いていくことでしょう。

経済は乱高下し、国際紛争が多発し、富の偏りが生まれ、環境問題が顕在化する。

万能な世界になったように感じていたのに、現実はこんな感じ。

今一度足元を見てみると、私達は未だに解決出来ない課題を沢山抱えています。

その事実を認識し、如何に謙虚な姿勢で物事に取り組むか?という時代に来ています。

そして、奪い合いの世界から、分かち合いの世界へと向かう為に、利他的であることも基本ではないでしょうか。

ヘナ製品のイノベーション

昨今ではヘナ製品が楽天やAmazonを中心に沢山のブランドが展開されています。

しかし、その多くはOEM製品という内容物が同じでパッケージと価格が違うだけの製品が殆どです。

ヘナを製造販売する立場としては、やはり自分自身で原料から製造工程を把握し、より良い製品作りをしたいものです。

また、ユーザーが使い易い製品に改良し続けていくことも大きな課題です。

インディーハーブスは美容師の方に業務利用を中心とした卸販売を行なっていますが、これらの製品のみでは要望を満たし切ることができません。

昨今多いご要望は、サロンで染めた後に、次回までの間に自宅で部分染めをしたいと言う要望です。

これらを満たすことは、顧客の方の満足にも繋がり、更に物販として収益化も見込めます。

生産性の低い美容室産業にとって収益改善は直近の課題で、雇用環境や労働改革に必須だからです。

顧客の満足、美容室の収益改善、環境対応という課題をクリアする為のイノベーションです。

現在配合レシピの最終調整に入り、間も無く皆様にお知らせできるかと思います。

オーガニック認証は必要なのか?

ここ数年の間にこのテーマについて何度も考えてきました。

実際にオーガニック認証のヘナ製品の99%は偽物の認証です。

これはネット時代なので、誰でも簡単に調べることが出来ます。

まさかオーガニック認証マークの入っているいるヘナ製品が偽物の認証だと疑うことは無いでしょう。

逆説的に言えば、オーガニック認証マークの入っているヘナ製品は殆どが不正の上に成り立っているのです。

しかし、実際に情報弱者の消費者の方々は偽物でもオーガニックマークがあれば購入するという実態です。

こういった事実を踏まえた時に、果たしてオーガニック認証マーク自体に信頼性が成り立つのだろうか?

ほとんどのオーガニックヘナが偽物の認証で成立しているとすれば、オーガニックマーク自体が信頼性を失います。

こういった理由で、私達の製品には信頼性の無いオーガニック認証マークは表示しないという選択をしました。

エコサートに関してはこちらで確認できます

量り売り躍進の年

インディーハーブスの姉妹ブランドであるElem(エレム)

岐阜県でヘナ専門店を運営するOverallのオーナー安本のプロデュース製品。

私達インディーハーブスではヘナ施術に最低限必要なアイテムを揃えることに対して、Elemはサロンワークのクオリティーを高めるアイテムを開発しています。

その製品群から量り売り対応の製品がラインナップされています

その中で、バランシングシャンプーが最も人気のある量り売り製品です。

基本的にヘナをしている人に向けたシャンプー剤で、質感剤などは含まない為ダメージ毛には不向きです。
(ダメージ毛の方にもお使い頂けるようにトリートメント剤を発売予定)

このシャンプーの良いところは自然分解され易いという特徴です。

日本国内には未だ30%程度下水設備が整っていない地域があります。

そういった地域で環境下に排出されても分解され易いのは大きなメリットと言えます。

また作用が穏やかな成分を選んでいるので、手荒れなどになりにくい処方も、美容師の方にとっては大きな魅力です。

大人から子供まで安心して使えるシャンプー剤として人気があり、このシャンプーを量り売りで展開するサロンが増えつつあります。

実はシャンプーの販売コストの大部分を占める容器を無くすことで、消費者の方は適正価格で良い商品が購入出来、余計なゴミが一つ減ります。

サロンもコストを省くことで利益が増えます。

また来店機会の創出にも大きな役割を果たしてくれています。

量り売りのシステムは、正直メーカーが一番儲かりません。。。

しかし、消費者の方、サロン経営にとっては、パック売りよりも大きなメリットが得られます。

このインディーハーブスとOverallのコラボレーションによって、新しいスタイルのサロン物販を提案して行きたいと思います。

実は以前にも様々なコラボレーションの提案を頂いていたのですが、多くの場合利益優先で社会的メリットが低いものが多く、お断りすることが殆どでした。

しかし、今回のコラボレーションには経済的なメリット以外にも、環境対策や雇用改善など多くのメリットがもたらされます。

また、会社の経営理念にもある「利他的であること」という部分に合致したことも、このプロジェクトがスタートした切っ掛けです。

2023年に向けての心の置き処

2023年はどんな一年になるのか?

誰もが考えることではありますが、昨今の社会事情では予測が困難です。

経済指数などでは日本は比較的穏やかな不況と言われていますが、世界の不況の影響は避けることが出来ません。

とは言え、多くの場合に実体経済と経済指数はイコールするとは限りません。

私達がヘナ専門店をオープンした当初、リーマンショックの最中ではあったものの、初心という最強の状態で挑み個人的には過去最高の売り上げを連発したものです。

現実は心の置き処一つで変えることができます。

私達の基本理念である「利他的であること」「謙虚に学ぶこと」は、美容師としての基本だと考えています。(時々見失ってしまうのも人間ですが)

技術論やマーケティング論は、その土台の上にあってこそ成立します。

こういった心の学びを深めながら、みなさんと共に成長して行きたいと願っています。

2022年の締め括りのご挨拶

2022年はようやく全国の皆様の顔を見ながらお話し出来る機会が増えてきました。

初めてお会いする方も多く、これだけ沢山の方がヘナに興味を持って頂けているようになったことを嬉しく思っています。

そして出会って頂いた皆様に心より感謝を申し上げます。

まだまだ至らないところだらけのインディーハーブスですが、全国の美容室でヘナメニューが当たり前になることを願い、ヘナをお伝えする旅を続けていきたいと思います。

年末年始には各サロンにおいて多忙な日が続くことと思います。

体調にお気をつけて、皆様にとって良きホリデーシーズンを迎えられことを願っています。