インド産天然ヘナブランドのインディーハーブスが
なぜモロッコ産ヘナ製品を開発したのか?
インド産でも十分に染まります。
インド産でも十分高品質なヘナがあるのに。
モロッコ産ヘナを開発した理由はいくつかありました。
①未開の地へ足を踏み入れたい旅人願望
②環境の良い場所で生育したヘナ
③サロンでの差別化につながるアイテム
④インド産では実現出来なかった製造方法を実現
こういった理由の中でモロッコ産天然ヘナの開発が始まりました。
読み進む前に読んでおおきたい
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①未開の地へ足を踏み入れたい旅人願望
全ての始まりは好奇心
若い頃にバックパックを背負って旅に出た
散々勤務先のサロンからは嫌味を言われながらも自分の好奇心に従って生きてきた。
結果、会社から追い出されw
自分の城を構えるに至ったわけです。
インドのヘナ産地に足を踏み入れた時、まったく未開のヘナ産地へと向かった。
怖さは感じないけれど、常に臨戦態勢の自分を認識し
本能的に”生きよう”とする非日常に憑りつかれた訳です。
自分の本能のスイッチが入り、思いもよらない結果を導き出します。
この中毒的な衝動を経験したいという願望がモロッコへと導いたのです。
②環境の良い場所で生育したヘナ
「インドのヘナは不衛生で生産環境も悪い」
何故かインドの現実を知らない人々が”インド”という国をヘイトします。
インドはとても大きな国で、私達島国人にとっては想像出来ないほど多様な国です。
そこに住む人々は、ホームレスから王族まで存在します。
人力車からプライベートジェットまで移動手段があります。
チャイ一杯の値段も10円程度から1000円程度まで大きな差があります。
一部を切り取ることで、現実を歪めてしまうことで報道をはじめ、現代日本の大きな問題であると感じています。
実際に私達のインディーハーブス製品は、重金属をはじめ汚染物質に曝露していなかをチェックしています。
結果、大きな異状は無いのが現状です。
しかし、予防線は大切なことです。
多くのサロン様に製品をお届けしている以上、安定供給の為には複数チャンネルを準備する必要がありました。
今どうこうでは無く、どんな状況が訪れても安定供給できる環境を作ることは大切だと考えています。
③サロンでの差別化につながるアイテム
昨今、ヘナ製品を扱う美容室が増えてきました♪
そうなってくると、競合という状態が自然と訪れます。
正直、ヘナ製品には選択肢が少ないのが現状です。
使用感・染まり・質感・香りなど若干の違いはあれど、殆どが同じ製品です。
明らかに違いのあるヘナ製品は存在しませんでした。
それは、インドでのヘナ生産は地域コミュニティーによって、独自の製法がベースとして構築され、それを伝統的に守ってきたからです。
要するに、製造方法に大きな違いは無いということです。
(各社様々な製法があるが、結果消費者目線で大きな違いは無くなったということ)
この環境ではヘナ製品のリノベーションは起こりにくい。
そこでモロッコという全く別のロケーション・文化のある地域で、結果の異なる製品を開発するに至ったのです。
そして、実際に私達はGraciasヘナ専門店において、実際に運用することで違いが明確であることを実感しました。
「あそこのサロンのヘナは一味違う!」
(*1 個人差はありますよ!ワイルド過ぎて苦手な人もいるかも?)
それを引きだせる自信があります。
*1 モロッコ産ヘナが苦手な人
・香りがインド産より植物的なワイルドで鮮烈な香り
・染まり方が鮮やかなオレンジ(インド産は褐色より)
・製法上繊維質が多少ある
・粘りが強いので操作性が悪いと感じることも
・値段がインド産より10%ほど高い
モロッコ産ヘナを喜ばれる人
・より植物感の高い製品を好む方
・黒髪を明るく見せたい方(彩度が高いので明るく見えやすい)
・二度染めで真っ黒になりたくない方
・粘りが強いので美容師にとっては操作性が良い
・ハイライトなどとの相性が良い(発色的に)
④インド産では実現出来なかった製造方法を実現
インドの生産方式は伝統的な方法が多く、新しいことにチャレンジするのが苦手な部分があります。
私達は、過去にもインドの人々と新しいチャレンジを行ってきました。
日本でヘナに詳しい人々から様々な提案を頂くこともあります。
しかし、彼らの伝統や文化を尊重することの大切さも同時に感じていました。
例えば、収穫したヘナ葉を洗浄した方が良いとの提案を頂いたのですが、
インドの産地では、洗浄することでヘナの生命構造上の有益なバクテリアなどを壊すという考え方もありました。
清潔が良いという理由で、手を洗い過ぎてウィルスに弱くなるという考え方に近い部分があります。
では洗浄出来ない分をどのようにカバーしていくのか?をインドでは構築しています。
洗浄するという行為自体に捕らわれない思考が必要でした。
ヘナ葉を直射日光で乾燥せず陰干しが良いという提案を頂いたのですが、
インドでは、中途半端な乾燥では製品の劣化が早いという理由で、直射日光で出来るだけ水分を蒸発させます。
そうすることで、保存状態が良い製品に仕上がるのです。
製品には保持期間が必ず存在します。
出来立ては非常に良い品質でも、製造から期間が経過した場合、品質が極度に劣化したり、カビなどの影響を受けることがあります。
そうした状況では化粧品としての品質維持が出来ません。
勿論、輸出にも大きな影響が出ます。
非常にリスキーな製品となるので、彼らはそういった製品を作りたがることはありません。
モロッコで実現した独自の製法
良いことは分かっている、しかし状況に応じたデメリットも存在する。
そのデメリットをカバーできるのがモロッコの生産方式でした。
モロッコ産ヘナの利点①
モロッコは空気や水がとても綺麗な環境です。汚染物質が植物に付着しないので、洗浄の必要すら無い。
製品自体からも、汚染物質は検出されていません。
モロッコ産ヘナの利点②
モロッコでは収穫後のヘナ葉を日陰干しすることが伝統的に行われてきました。
直射日光ほどの保持期間は難しくとも、製品として十分な状態が確保できました。
それによって、ワイルドな香りや質感を維持することに成功しました。
モロッコ産ヘナの利点③
オーガニック認証取得しISO基準も満たした製造所と提携しました。
この環境では、非常に衛生的で完成度の高いパッキングが可能です。
また、カサブランカの工場は年中一定した気温・湿度の為、インドのように雨季を避けるような製造は必要ありません。
安定的に、高品質の製品を作る環境が整いました。
因みにオーガニック認証は取得していません。
無駄なコストを削減する為です。理由はこちら
モロッコ産ヘナのデメリット①
モロッコ産ヘナは、日本においては殆ど情報がありません。
一方ヨーロッパやアメリカにおいては、モロッコ産の需要がありますので、
様々なチャンネルで情報が共有されています。
モロッコ産ヘナのデメリット②
より成分を濃く残した製法を採用している為に、香りや質感の好みが大きく分かれます。
言い方を変えると、クセのあるヘナ製品と言えます。
以前からヘナに対するネガティブな意見として、ヘナの匂いが臭いという意見です。
こういった感覚を持つ方には、好まれない製品となるかもしれません。
一方で、薬草の感覚が大好きな人には、これ以上無い程の感覚を実感して頂けるかと思います。
モロッコ産ヘナのデメリット③
お値段が少し張ります!
インド産と比べてもグラム単価が10%程度のコストアップとなっています。
輸送費はインドの倍以上、物価もインドの比ではありません。
極力コストアップを避ける為に、色々な工夫を重ねてきました。
現在の価格は発売当初のみとなります。
以降若干の価格変更を予定しています。
本当にすいません!!
モロッコ産ヘナのデメリット④
まだまだ知名度が無いモロカンヘナ。
日本国内では、まだ真面に取り扱っているメーカーもありません。
当然、SNSなどでの露出も少ないのが現状です。
こちらは、ユーザーさんの評価が行われ、時間と共に解決されていくことでしょう。と期待しています♪
#モロカンヘナ #サハラモロカンヘナ
でよろしくお願いいたします★
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